ひまし油(Castor oil)とは?老舗メーカーのよくわかる説明

当社だけではありませんが、植物油脂のうちひまし油について知見のある当社が

ひまし油について説明をしたいと思います。

 

 

ひまし油のもと、トウゴマについて

 

トウダイイグサ科という種類の中の、トウゴマ属の多年草。

トウゴマは唐胡麻と書き、別名がヒマ(蓖麻)になります。

 

現在の主だった生産地はインド、中国とブラジル。

 

 

ひましの実

 

種子を包んでいる果実の形状がダニに似ていることで、学名が「Ricinus communis」となりました。

乾燥すると、ダニっぽい雰囲気になります。

 

 

ひましの種子

ひましの種子は非常に多くの油分を含んでおり、リシノール酸が約90%になります。

 

リシノール酸ですが、英語で表記するとRicinoleic acid。

ダニの意味を持つラテン語のRicinusからつながっていることがわかりますね。

このリシノール酸は、ω-9型の不飽和脂肪酸と呼ばれるもので

トリグリセリド(グリセリンに脂肪酸が3つ付着しているもの)となります。

 

 

ひまし油

 

 

ひましの種子から搾油したものが、ひまし油になります。

ひまし油そのものは、酸化しやすく、酸化すると特有の匂いがあります。

また、熱に対する安定性が低いとされています。

 

ひましの種子の産出量が世界中で年間約100万トン。

搾油したひまし油は約40万トンとなります。

 

世界で産出されるひまし油と石油の比較

1年単位の産出量で円グラフにしてみました。

2015年のアメリカ合衆国での石油産出量は1日で1,305.7万バレル。

トン換算すると1日で約1,762万トン。

 

世界中で1年で産出されるひまし油の量は、

「アメリカ合衆国で1日に産出される石油の量の44分の1」

ということになります。

 

割合的にアメリカの1年間で産出される石油の0.02%。

鉱物油と植物油という違いもありますが、かなりニッチな要素であることがわかります。

ひまし油、ニッチですね。

 

ひまし油の一次加工と高次加工について

当社で一次加工や、二次精製を行っています。

 

ひまし油の一次加工

画像は精製ひまし油です。

 

当社で加工した一次加工の状態を「ひまし油誘導体」として販売しており

グリーンケミカル事業の一翼を担っています。

 

製品としては・・・

ひまし油脂肪酸

硬化油

酸縮合物

エステル類

セバシン酸

芒硝

グリセリン

ジアミン類

12-ヒドロ酸

 

ひまし油誘導体(油脂誘導体)の主な用途

1・食品・化粧品・日用品

例:ろうそく・くつずみ・クレヨン・油固め剤・口紅・石鹸・洗剤・食用油など

 

2・塗料・インキ

例:添加材・ワニス・マスターバッチなど

 

3・電子材料

例:コンデンサ・光安定剤など

 

4・樹脂・繊維・ゴム

例・接着剤・ナイロン原料・可塑剤など

 

5・金属加工

例:切削油・洗浄剤など

 

6・その他

例:医薬中間体など

 

製品に関するお問合せ

グリーンケミカル製品、ひまし油に関するご質問などは、こちらからどうぞ。

後日、担当者よりご連絡させていただきます。

 

    必須法人名
    任意部署名
    必須お名前
    必須メールアドレス
    必須電話番号
    任意FAX番号
    必須郵便番号
    必須都道府県
    必須ご住所
    必須お問い合わせ内容

    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。