研究開発方針
植物由来原料にこだわりを持ち、培ってきた技術を向上させ、時代と共存した世界展開を目的とし、新しい製品開発に挑戦していきます。
植物原料を扱う事で、地球温暖化やマイクロプラスチック等の環境問題を悪化させないグリーンケミストリーを展開し続け、化学の発展による豊かな生活と、豊かな自然環境維持の共存に、化学の力で取り組んでいきます。
チャレンジ精神を維持する事即ち、同じ原料からでも様々な機能性化合物をデザインし市場に提案する開発力と、顧客(市場)要求を的確に分子構造に変換、デザインするセンスとを生かせる部署であり、お客様のご希望や市場動向に柔軟に対応し、適切な出力を提供し続けます。
世界にまだまだ知られていない当社を、実績に裏打ちされた技術力とチャレンジ精神で、地球環境社会における課題解決に繋げるべく、皆様と共にワールドワイドに貢献し続ける事をこれからも目指していきます。
- ヒマシ油を原料とした化成品及び化粧品原料の開発
- 非可食作物であるヒマシを原料とした機能性材料について、研究開発、製品化をしております。植物由来の化合物であり、カーボンニュートラルで環境に貢献するばかりではなく、プラスチックによる環境破壊に対しても優しい製品を世界に提供し続けて参ります。
- 触媒反応を利用した低環境負荷な化学反応
- 触媒化学はその反応に必要なエネルギーを低下させる事で、低環境負荷な製品製造に貢献します。当社で実施している多くの触媒反応は、創業由来の天然油脂化学において発展させてきた技術であり、反応度合いや部位の制御を的確に行う事が可能です。お客様から合成検討を委託頂く事により、お客様社内での反応検討期間の短縮と製造設備の有効活用(委託生産)に貢献いたします。